女子駅伝初制覇 松山大に愛顔スポーツ賞 選手ら県庁訪問
愛媛県は17日、仙台市で10月30日に行われた全日本大学女子駅伝で初優勝した松山大に、愛顔(えがお)のえひめ文化・スポーツ賞を贈った。2008年の女子駅伝部創設から選手育成に尽力する大西崇仁監督には特別賞を贈った。
選手14人と監督らが県庁を訪問し、中原海鈴主将が「日本一を取ると宣言して実行できてうれしい」と報告。大西監督は「日ごろ、さまざまな人から声を掛けてもらい、選手は恩返しの気持ちを持っている。多くの人が喜んでくれた」と快挙を振り返った。
中村時広知事は「必死に走る姿や応援している笑顔がすてきだった。周囲からのサポートもあり、みんなでつかんだ初優勝だと感じた」とたたえた。
松山大は、12月30日に静岡県で開かれる全日本大学女子選抜駅伝に出場予定。中原主将は「再度、基礎から丁寧にやってまた優勝したい」と意気込んだ。